上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート 月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
小野 不由美 (1992/06)
講談社

この商品の詳細を見る


ゴーストハントを紹介したついでに(ぇ)同じ作家さんの作品を紹介

コレ、十二国記、ほんっとに面白いです
ただ、中国的な舞台なのと(ファンタジーですが)文章の複雑さというか・・
活字が嫌いとか細かい文字が苦手な人は目眩を起こすカンジです(笑)

舞台は、海を隔てた別の世界。
そこでは十二国の国を王と、それを補佐する神獣である麒麟が治めている。
十二国記は、主にその王と麒麟にスポットを当てた小説。

一応通して主人公と言えるのは十二国の中で
紆余曲折を経て「慶」を治める事になった景王、中嶋陽子。

中嶋陽子はある日、突如現れた見た事もない容貌の青年に
「あなたは王だ」と告げられ、異世界へと連れて行かれてしまう。
しかし、異世界に着いた途端にその青年は消え、陽子は右も左も分からない状況で一人、取り残されてしまう。

そこから彼女は様々な人と出会い、傷つき、苦しみながら成長していく。
そして、ある国へとたどり着いた彼女が教えられた真実は・・。

と、ネタバレ多大に含んでいますが・・これが1巻(上下巻)のあらすじ。

詳しい事は「続く・・」をどうぞ。

好きな台詞★★
「責難は成事にあらず」
(責めているだけで、新しい提案を出さないでいるのは、何か事を成しているわけではない。責めるだけでは何も変わらない)王が最期に残した言葉。

「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしの何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい」
主人公の台詞。

「誰かが誰かより辛いなんて、うそだ。誰だって同じくらい辛いんだ。生きることが辛くないやつがいたらお目にかかってみたいよ、おれは」
これ読んだ時、あぁそうか、そうだよなぁと改めて思わされた記憶が。


■ここで注意?■
やはり新刊がずっと出ていません(苦笑)待ち続けますけどね!!
で、シリーズの一番初め、「月の影 影の海」の上巻

果てしなく暗いです。主人公ウジウジしっぱなしです。
もう読み進めるの結構苦痛ですけど・・。
下巻行く辺り、ある人物に出会った後はもうすごいんで。

是非、一読あれ!!
むしろ何度読み返したかわかんないよワタシ。
人生のバイブルだよ(笑)


ちょっとした説明。

十二国とは、「四大国」「四州国」「四極国」からなり、その国は輪のような大陸でそれぞれ同じように別れている。
その中心に麒麟の生地である蓬山がある。

国はそれぞれ
「四大国」慶東国、範西国、奏南国、柳北国
「四州国」雁州国、才州国、巧州国、恭州国
「四極国」戴極国、漣極国、舜極国、芳極国

と呼ばれ、それぞれの国に王、麒麟が一人ずついる。
王は麒麟によってのみ選定される。

麒麟はそれぞれ雄雌で雄ならば麒、雌ならば麟と呼ばれ、十二国でそれぞれ反芻ずついる。

麒麟が王を選ぶ。ただそれだけの事にも、国毎にそれぞれストーリーがあって、しかもこれが結構複雑。
そして、この世界の面白いところは王が天により選ばれているという事。

人民の支持が強いとか選挙とか、そういうものでなく、ある日突然一般の人間が天に選ばれ、麒麟を得る事によって王になるんです。
そして王になれば(他に仙籍に入ればなれるが)ほぼ永遠の命を手にいれる事ができます。(首をはねられれば死にます)

けれど、どれだけ長い治世をしいたとしても、天が決めた定めに反すれば(民を虐げたり、他国に武力を持って侵入したり・・)麒麟が「失道の病」という、罪を背負うかのような重い病にかかってしまいます。
この病は、王が心を改めるか死ぬかしないと治りません。
そして、治らなかった場合麒麟は死に、麒麟を失った王は例外無く死を迎えます。
(王が死んでも麒麟が必ずしも死ぬとは限らないのですが)

そうやって繰り返していく国ごとの歴史。
それを綴ったのが十二国記です。

まだ全ての国の王と麒麟が明らかになったわけではないですが・・。

600年の治世をしく国もあれば、1年で終わる国もある。
また、治世自体は終わりを告げていないものの、王と麒麟が行方不明の国もあります。

とにかく、奥深くて考えさせられる物語です。


スポンサーサイト



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 The March Hare-帽子屋と三月猫の終わらないお茶会-, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。